列車の負荷


列車をレイアウト上で走らせ、機関車にどのような負荷が加わるのか測定してみました 。
レイアウトは小判型で、長辺の直線は3.6m、短辺は0.9m、曲線半径は、1200mmと1000mmです。
測定は1周走らせています。
測定器測定器

20系PEMの20系客車14輌編成です。台車にはパブローラ車輪が使われています。
起動時は曲線で負荷が大きくなっているようですが、最後は車輪が慣れてきたのかあまり変動が見られません。

35系モデルワーゲンの35系客車6輌編成です。台車はピボット軸受けです。
20系に比べると、曲線での負荷の増大がはっきりしているようです。
最後に逆向きの負荷(押す力)が発生しているのは、急停止したためと思われます。

貨車2軸貨車20輌とボギー貨車1輌を牽引した結果です。
客車と比べると負荷のむらが大きくなっています。
おそらく、連結面ので車輌の突き合いが発生しているのではないかと思われます。


勾配貨車2.5%の勾配区間で2軸貨車19輌を牽引した結果です。
Models IMONのレイアウトで測定したものです。
少し勾配に入った所から測定開始したため、最初から負荷がかかっています。
貨車が徐々に勾配区間に入るにしたがって負荷が増えています。
貨車の総重量は874gなので計算上は2.5%の勾配で、21.85g負荷が増えるはずです。
理由は不明ですが、実測では、それ以上に負荷が増えています。


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森井 義博 (morii yoshihiro)

mory@morii.jp